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第72話 「王妃様なら争いを止められる」と言われたので、私は最初に断りました

last update publish date: 2026-10-03 12:05:09

翌朝、『ミオの食卓』は予定どおりに店を開けた。

西方獣人連邦から正式な調停依頼が届き、その使節団がすでに王都へ入っているとはいえ、昨日の時点ではまだ依頼を引き受けていない。そのため、ミオは営業日を動かさず、いつもの時間に前掛けをつけて厨房へ入り、バルムと一緒にスープの味を確認していた。

「少し塩が強いですかね」

「煮詰まる前提なら、今はこれでいい」

「昼にはもう少し濃くなりますよね」

「だから水を

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